香典案内所〜基礎知識から応用まで〜

2017年04月23日

上司に関する香典を送る際のマナーとは

葬儀に参列する機会は大人になると自然に増えていきますが、その中でもビジネス関係の人に関する葬儀となれば頭を悩ませることになるのではないでしょうか。上司や同僚、部下が亡くなることは滅多にありませんが上司の親が亡くなることは想定内に入れておかなくてはなりません。

もちろん葬儀が執り行われ、お知らせが来たら参列するべきということは確かです。その際には香典を包むことになりますが、金額をはじめとしたマナーには十分注意しておく必要があります。相場としては五千程度ですが、自分の年齢や立場によって臨機応変に対応するようにしましょう。

中には、香典は受け取らないという決まりがあることもあるので気をつけなくてはなりません。葬儀に参列しなければ必要ないのかと考えてしまう人もいますが、参列できなくても現金書留で郵送するのがマナーです。郵送の際には葬儀が終わってから一週間以内に到着するように手配しておき、お悔やみの手紙もしっかりと書いて送りましょう。会社関係となれば個人から送るのではなく会社名で送ったり、それぞれに決まりがあるので事前に確認することは忘れてはいけません。

若い時にはあまり高額を包むべきではないと考えてしまいがちですが、若いからといって三千円以下は大変失礼にあたります。三千円以下となれば、遺族の赤字が大きくなってしまう一方だということを頭に置いておくようにしましょう。中に包むお金は新札は入れてはいけません。

新札を包むことで、葬儀があることを予期していたということになってしまい、大変失礼な行為にあたってしまいます。しかし、かといってあまりにボロボロなお札でも失礼なので程よいお札がない場合には、新札を半分に折っており目をつけておくようにしましょう。上司はもちろんその親が亡くなるということは、そう頻繁にあることではないからこそ、いざそのシーンがやって来た時に葬儀に参列するべきかや、香典はいくら包めば良いのかなどわからないことが数多く存在するのは当然のことと言えます。

しかしビジネス関係の人も参列することになる葬儀だからこそ、マナー違反なことがないようによく気をつけておくようにしましょう。お金は受け取らないという場合に、どうしても渡したいとなれば、受付では受け取ってもらうことができないので本人に直接渡すようにしておきましょう。マナーを守ることで、その後の関係も良好に保つことができるのではないでしょうか。

● 参考
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http://www.sogizyo-fortune.info/