香典案内所〜基礎知識から応用まで〜

2018年07月20日

最期のお別れの時間を過ごすために

身内が亡くなると悲しみに暮れるのもつかの間、しなくてはならない流れがあります。まず葬儀の手配をします。人は病院で亡くなることが大半ですが、亡くなった後は少しでも早くベッドを空ける必要があります。そのためには早めに葬儀社を決定します。

たいていの業者は365日24時間体制で受付をしています。また病院と提携しているところもあるので、できるならいくつかに問い合わせをして見積書をもらい内容を確認します。業者が決まったら、すぐ打ち合わせに入ります。

ご遺体を一度自宅に連れて帰るのか、そのまま式場へ移送するかも決めて車の手配も同時にします。そして今後の予定が決まったら、身内や親族、友人に早めに連絡を入れます。葬儀には宗教などによってさまざまな形がありますが、一般的にはおおよそ2時間ほどの夜に行う通夜と、その翌日の午前中の告別式があります。

通夜式では読経の間に遺族や友人が焼香をします。そして弔問客には食事やお酒などでおもてなしをします。告別式も、通夜式と同様に読経や焼香が行われます。告別式が終わると出棺です。棺の中に故人が大切にしていたものを入れたり、お花で周りを飾ります。その後火葬場に移動をして火葬となります。