香典案内所〜基礎知識から応用まで〜

2019年01月16日

遠方に住んでいる友人に伝えるべきか

葬儀を執り行う場合、遠方に住んでいる友人には伝えないというのが一般的です。わざわざ足を運んでもらうのは申し訳ないという気持ちにもなりますし、逝去は事前に分かることではないので、急に来てもらうことになるのは大変です。

訃報を伝えられた人も困ってしまうということがあります。もしも遠方に住んでいて、訃報を耳にしたのであれば、香典を後日送金をするという方法もあります。また葬儀に間に合うように弔電を打つと言う方法もあります。

弔電を打っておけば、お悔やみの気持ちを伝えることはできます。今や弔電も断る家族葬を執り行なう人も多いので、弔電を受けているのかどうかということも事前に確認をしておくとよいかもしれません。後日弔問に訪れるという場合でも無理はしないほうがよいでしょう。わざわざ弔問に来てくれたということになってしまえば、遺族も恐縮してしまうので、何かのついでに来たという程度に伝えておくとよいでしょう。故人との関係性にもよりますが、とりあえず伝えるだけ伝えるというのもよいかもしれません。相手との付き合いによって伝えるべきなのかどうか、ということを決めてみるのもよいでしょう。強制的に来てもらうというのは避けるべきです。